渋谷から下北沢を繋ぐ

渋谷駅は標高が低いので地上駅であるが、神泉駅との間でトンネルがあり、道玄坂およびその地下を走る田園都市線と交差し、トンネル出口で駅に着く。ホームの途中から再びトンネルとなる。

このトンネルで東京都道317号環状六号線(山手通り)と交差する。トンネルを抜けると淡島の低地に出るため、再び地上を走る。北側に東京大学駒場キャンパスを見ながら駒場東大前駅となる。旧東大前駅と旧駒場駅とが統合されたのは1965年で、吉祥寺寄りには旧駒場駅のホーム跡がある。

その向こうには駒場野公園の緑が望める。池ノ上駅の先で盛土を走るようになり、密集した市街地を見下ろせる。斜めに交差する小田急小田原線を超えると下北沢駅となる。

ファッションの街下北沢

テレビ・雑誌等で三軒茶屋・自由が丘・中目黒・代官山等と並んで若者の街・ファッションの街に加えて小劇場の求心的な地域として紹介されることが多い。新しい店舗の多くは最近のメディア等で集まる客を相手にし、昔ながらの店舗は比較的庶民的な構えのまま残り、新旧が混在している雑多な街である。

明治大学和泉キャンパス・東京大学駒場キャンパスなどが近いため、学生も多い。
下北沢駅は小高い丘を挟んで位置し南口は低く、西口周辺は高い位置にあり、狭隘な街路が入り組むといった地域特性から周辺住民を対象とした雑貨屋・古着屋・生地屋等が古くから存在し、コットン・タウンと呼ばれ脚光を浴びた時期もある。

いくつかの店舗名にコットンを付けたものがあることで当時の名残りが偲ばれる。
また北口の駅前には下北沢北口駅前食品市場という戦後の闇市の名残の場所がある。

今日ではこの「闇市的」な場所の規模は小さくなったが、1980年代ごろまではかなり大きかった。